私がブログを始めたのは一昨年の末でした。初めての記事を公開した時のことは今でも鮮明に覚えています。当時、頭の中には書きたいことが溢れていて、どれを先に書こうか迷うほどでした。しかし、書くことへの情熱とは裏腹に、実際にそれに注力する時間はなかなか取れませんでした。仕事や日常生活に追われ、ブログを書くための静かな時間を確保することが難しかったのです。
書きたいことが頭の中で渦を巻いているにも関わらず、それを形にできないストレスから徐々にブログとの距離が生まれていきました。私の場合、文章技術の問題もありましたが、何より文章を書くこと自体が予想以上に時間を要する作業だということを痛感しました。緻密な構成を考え、言葉を選び、推敲を重ねる。その一つ一つが、私にとっては大きな壁となりました。
しかし、AI技術の進化によって、私のブログライティングは大きく変わりました。AIを利用することで、自分の言いたいこと、書きたいことをよりスムーズに、そして正確に表現できるようになったのです。AIは私の考えを言葉に変換する手助けをしてくれました。これにより、書くことへの苦手意識が少しずつ薄れていきました。
一方で、個人的にも「これは本当に自分の記事なのか?それともAIが書いたものなのか?」という疑問がありますし、AIを使って自分の思いを表現することへの批判も耳にしました。確かに、AIが文章を生成することで、オリジナリティや個性が失われるのではないかという懸念は理解できます。しかし、私はこう考えています。AIを使っても、ブログに込められている考えや感情は紛れもなく私自身のものです。AIはあくまで、私の考えをより効果的に伝えるためのツールに過ぎません。
批判に対しては、AIを活用することによって、かつては表現できなかった多くの人々が自分の声を世界に届けられるようになったという事実を忘れてはならないと思います。技術が進化することで、表現の幅が広がり、多様性が生まれる。これは決して否定されるべきではない進歩です。
私はこれからもAIと共にブログライティングを続けていきます。技術を駆使しながらも、心を込めて書いた記事で読者とのつながりを深めていきたい。AIと人間の共存がもたらす新たな創造性を探求し、その可能性を広げていきたいと考えています。
ブログを始めた当初は想像もしていなかった展開ですが、AIの力を借りて自分の言葉を世界に届けることができる今、私は書き手としての新たな一歩を踏み出しています。これからも変わらぬご支援、ご愛読をお願いいたします。