饒舌なる静かな多様性論者のブログ

「にじ」に涙した、49歳の私

このサイトはプロモーションを含んでいます。

先日、仕事の合間に何気なく流していたYouTube Musicのプレイリストから、ふいに流れてきた一曲がありました。

子どもの歌「にじ」。
まさかこの歳になって、この歌で泣くなんて思いもしませんでした。

なんとなく耳に入った歌声が、やけに心にひっかかって、
歌詞を知りたくなって検索して、改めて聴き直したら……
不思議と涙がこぼれていました。

「にじ」は、庭のシャベルがぬれて、洗濯物がぬれて、くしゃみをひとつして、雲が流れて、光がさす……
ただそれだけの、ありふれた情景。

それでも最後には、こう歌ってくれる。

「きっと明日はいい天気」

大人になると、何かを失ったり、失敗したり、思い通りにいかないことの方が増えていきます。
その度に少しずつ、「希望を持つことが怖い」というクセが自分の中に根付いてしまったのかもしれません。

でもそんな私の心が、この何気ない子どもの歌に確かに動かされました。


失敗してもいい、挫折してもいい。
それでも、
「きっと明日はいい天気」
そう思える自分でいたい。

雲の向こうに光があると、
もう一度信じてみたくなりました。

たまたま流れた一曲が、
そんな気持ちを思い出させてくれました。

どんなに疲れていても、
どれだけ思い通りにいかなくても、雲の向こうにはちゃんと光がある。

だから、「きっと明日はいい天気」。
そう思って眠れる夜があれば、まだまだ人生は捨てたもんじゃない。

あなたの空にも、にじがかかりますように。

この記事を書いた人
SNSでフォローする