ブログを更新する上で、私が意識的に決めたことがあります。それは「やらないこと」を明確にすることでした。この決断に至った背景には、私なりのブログ運営に対する哲学(ちょっと大げさかw)があります。
最も大きな決断は、SNSにブログの更新情報を投稿しないことを選んだことです。このデジタル時代において、SNSは情報拡散の大きな手段の一つですが、私はあえてその道を選びませんでした。ブログの内容を、読みたい人が読めばいい、というスタンスを取っています。検索エンジンを通じてたどり着いた人だけが、私の書いた言葉に触れることを望んでいます。
このアプローチは、ひっそりとした電子的世捨て人のようなイメージを意図しています。インターネットの海にポストを浮かべながらも、大々的に宣伝することなく、目立たずに自分の考えや体験を記録していきたいと思っています。
しかし、ブログを更新し続けること自体が、どこかで人と繋がりたい、わかってもらいたいという欲求の裏返しであることも自覚しています。この矛盾した感情は、私が抱える複雑な内面を映し出しています。人との繋がりを求めつつも、それをあまりに前面に押し出すことに抵抗を感じる。そんな自分自身を見つめ直すきっかけにもなっています。
SNSで積極的に活動することには、相応のエネルギーが必要です。私は、そのような活動をするほどのエネルギーが自分にはないと感じています。この絶妙な距離感を保つことで、自分なりのペースでブログを続けていくことができると考えています。
ブログを更新するにあたり、「やらないこと」を決めたことは、私にとって大きな意味を持ちます。SNSへの投稿を控えることで、ひっそりとした存在感を保ちつつも、内心では人との繋がりや理解を求める複雑な心情を抱えています。この絶妙なバランスが、私のブログ運営の哲学となっています。