最近、「デスクトップPCはオワコン」というニュースを見かけましたが、果たして本当にそうでしょうか。私自身はデスクトップPCのMacStudio(M2MAX 64GBメモリ)と2020年に購入したM1 MacBook Air(M1 16GBメモリ)を愛用しています。この組み合わせが一台の高価なMacBook Proよりもコスパが良い理由について、私の経験を交えてお話ししたいと思います。
MacStudioとノートPCの比較
まず、高価なMacBook Proを購入する場合のコストを見てみましょう。最新のMacBook Pro 14インチモデルを選択すると、その価格はおよそ60万円に達します。これに対して、私が使用しているMacStudioとM1 MacBook Airの組み合わせのコストは以下の通りです。
- MacStudio: 358,000円
- M1 MacBook Air(中古): 100,000円程度
合計すると、約458,000円となり、MacBook Proの価格よりも大幅に抑えることができます。
コストパフォーマンスの優位性
この組み合わせが優れている理由は、単に価格だけではありません。具体的には以下の点で優れています。
- パフォーマンスの最適化: デスクトップ環境では高性能なMacStudioを使用し、外出先では軽量で十分な性能を持つM1 MacBook Airを使用することで、どちらの環境でも快適に作業が行えます。一台のMacBook Proでこれを実現するには、高価なモデルを選ばざるを得ません。
- リスク分散: 一台の高価なデバイスに依存するよりも、複数のデバイスを使い分けることでリスクを分散できます。例えば、外出先でM1 MacBook Airが破損しても、メインの作業はMacStudioで継続できます。
- バッテリー寿命: M1 MacBook Airはバッテリー寿命が長いため、外出先で電源を気にせずに作業が可能です。これにより、電源の確保が難しい場所でも安心して作業ができます。
実際の活用シーン
私の具体的な活用シーンを紹介します。
- 固定環境: 固定されたデスクトップ環境では、MacStudioを使用しています。高性能なプロセッサと大量のメモリ、さらに複数の4Kモニタを接続することで、大規模なデータ処理やクリエイティブな作業をスムーズに行えます。
- 移動環境: 外出先では、M1 MacBook Airを使用しています。軽量で持ち運びが容易なため、カフェや出張先でも快適に作業ができます。また、減価償却が終了しているため、万が一のトラブルが起きても心理的な負担が少なくて済みます。
まとめ
一台の高価なMacBook Proに依存するよりも、MacStudioとM1 MacBook Airの組み合わせはコスパが非常に優れています。以下の理由から、この組み合わせが最適な選択と言えるでしょう。
- コストの抑制: 合計コストがMacBook Proよりも低いため、予算を有効に活用できます。MacStudioとM1 MacBook Airの組み合わせなら、約15万円も節約でき、その分を他の投資に回すことができます。
- 買い替えサイクルの柔軟さ:更に、買い替え時期をずらすことで経済的な負担を軽減することができます。
- パフォーマンスの最適化: 固定環境と移動環境でそれぞれ最適なデバイスを使用することで、作業効率を最大限に引き出せます。デスクトップでの重い作業とノートPCでの軽い作業を切り替えながら行うことで、どちらのデバイスもフルに活用できます。
- リスク分散: 複数のデバイスを使用することで、トラブル時のリスクを分散できます。例えば、外出先でM1 MacBook Airが万が一故障しても、家やオフィスに戻ればMacStudioで作業を続けることができます。これにより、仕事の中断やデータの喪失を最小限に抑えることができます。