AppleがついにM4チップ搭載のMacBook Airを発表しました。
これにより、MacBook AirはM1 → M2 → M3 → M4と進化を重ね、ついに「AI時代に最適化されたMac」としてのポジションを確立しつつあるように思います。
私は現在、M1 MacBook AirとM2 Max(64GBメモリ)搭載のMac Studioを使っています。
この2台を用途によって使い分けており、M1 MacBook Airは「外出先や軽作業用」、M2 Max Mac Studioは「動画編集や重い作業用」として非常に快適に使えています。
では、M4 MacBook Airの登場によって、私の環境に変化は必要なのか?
そして、M1 MacBook AirユーザーにとってM4は買い替えのタイミングなのか?
M2 Max Mac Studioユーザーから見て、M4はどう映るのか?
そんな視点から、M4 MacBook Airの立ち位置を考えてみました。
M4チップは、M1と比較して最大2倍のパフォーマンス向上を実現していると言われています。
CPUは10コアを搭載し、メモリも最大32GBまでサポートされるようになりました。
私が今使っているM1 MacBook Air(メモリ16GB)と比較すると、特にマルチタスクやAI処理の快適さは大きく違いそうです。
M1 MacBook Airでは、動画編集や複数のアプリを開いての作業ではメモリ不足を感じる場面もありましたが、M4なら余裕ができる可能性があります。
ただし、M2 Max Mac Studio(64GBメモリ)を基準に考えると、M4 MacBook Airの性能はまだまだ「省電力ノートPCレベル」であり、本格的なクリエイティブ作業には向かない印象です。
Appleは「Apple Intelligence」というローカルAI機能を推しており、これが今後のMacの使い方を大きく変える可能性があります。
今までのMacは、「CPUやGPUの性能が高ければ作業が快適になる」という考え方でしたが、今後は「ローカルAIをどれだけ活用できるか」が重要になるかもしれません。
M1 MacBook AirとAIの相性
M2 Max Mac StudioとAIの相性
M4 MacBook Airは、「Apple Intelligence」の活用を見据えた最適化がされているという意味では、M1やM2世代のMacとは違った方向性を持つMacだと感じます。
M1 MacBook Airの最大の魅力は、軽量&長時間バッテリーでした。
その点ではM4 MacBook Airも同じコンセプトを受け継ぎつつ、さらにパワフルに進化しています。
「持ち運べるMac」として考えるなら、M4 MacBook Airのバッテリー性能はかなり魅力的です。
M1 MacBook Airを使っていて、「もう少しパワーが欲しいけど軽さも欲しい」という人には、M4は理想的な進化だと思います。
M1 MacBook Airでも十分に使える場面は多いですが、「AIを使いたい」「重い作業をもう少し快適にしたい」という場合にはM4 MacBook Airが有力な選択肢になりそうです。
私は**M2 Max Mac Studio(64GBメモリ)を持っているので、「M4 MacBook Airを買うべきか?」**という視点で考えてみます。
買うべき人
買わなくてもいい人
私の場合、M2 Max Mac Studioがあるので、据え置きの作業環境には何の不満もありません。
そのため、現時点でM4 MacBook Airを買う理由は「外出先でAIを活用した作業をしたいかどうか」にかかってきます。
私はM1 MacBook Airを軽作業用として使っているので、M4のパフォーマンスアップは魅力的ですが、すぐに買い替える必要はないと感じています。
とはいえ、AI時代に最適化されたMacBook Airが欲しいなら、M4は「買い」と言えるでしょう。
あなたなら、M4 MacBook Airに乗り換えますか?