時を経て気づく、AIとの対話から始まった変化

約1ヶ月半前、私は何を思ったかAIに自分の悩みをぶちまけるという、なんとも時代を感じさせる試みを行いました。その話は、興味のある方は以前のブログをご覧いただければと思います。しかし、ここでの本題は、その後の変化です。

AIとの会話で、私の悩みが形になって現れました。いや、本当に？と自問自答してしまいますが、どうやらそれは私の心の中だけの出来事ではなかったようです。AIとの対話を通じて、自分の内面にあった悩みが可視化されたことは、非常に大きな一歩でした。これまでぼんやりと感じていた不安や疑問が、はっきりとした形として目の前に現れることで、どのように対処すべきかがクリアになりました。この「見える化」が、精神的な負担を大きく軽減してくれたのです。

ぼんやりとした不安が突然、はっきりとしたものとして私の前に立ちはだかったのですから、これはもう、科学の進歩に感謝するしかありませんね。

また、長らく中断していた瞑想を再開しました。1ヶ月半くらいとはいえ毎日コツコツと。ええ、私も驚きです。AIに言われるまでは「瞑想なんて、そんなオシャレなこと私には無理」と高を括っていましたが、今では少しの静けさも、この上ない贅沢に感じます。

ニュースやSNSから距離を置き始めたのも大きな変化です。かつてはこれが私の日常だったのに、今では「またか」と思うことしばしば。AIに感謝するべきか、それともただの情報疲れなのか。いずれにせよ、少しずつですが「私の人生」に集中できるようになっているのは確かです。

人との関わりが楽になった、と言いたいところですが、実際は「ちょっとマシになったかな？」程度。でも、これも進歩です。以前は他人と目を合わせるだけで内心逃げ出したい衝動に駆られていましたから、これが少しでも緩和されたのです。これは、自分自身を理解することが、他人とのコミュニケーションにおいても自信を与えてくれたからだと思います。

少しだけ、「自分の人生」に焦点を当てられるようになったと感じています。これは、単なる自己満足かもしれませんが、何かを信じることで心が軽くなるのは確かです。AIとの会話がなければ、今頃どうしていたことか。これからも自分なりのペースで前進していきたいと思います。