部屋を片付けられない人のブログ

ばあちゃんちのご飯が美味しい理由を科学的(?)に解明してみた

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「ばあちゃんちのご飯、なんでこんなに美味しいの?」

小学校6年生の娘が、うちではなくばあちゃんちのご飯を絶賛していた。
うちの炊飯器は最新の圧力IH炊飯器。火力も蒸気管理も完璧なはず。
一方、ばあちゃんちは何の変哲もない普通の炊飯器

「おかしい、技術の進歩とは何なのか…」

私は理不尽な敗北感を抱きつつ、ばあちゃんちの炊飯環境を徹底的に調査してみた。
すると、ある驚愕の事実に気がついた。

ばあちゃんちは発電所からの距離が近いのだ。

この瞬間、私はかつて読んだピュアオーディオ界の伝説のコピペを思い出した。
「電力会社や発電方式によって、オーディオの音質が変わる」
というあの理論だ。

つまり、ばあちゃんちのご飯が美味しいのは、電力の質が良いからなのではないか?

この仮説をもとに、私は娘に対してそれっぽく理論武装し、言いくるめることに成功しました。

電力と炊飯の関係:炊飯マニアがたどり着いた境地

電力は炊飯において極めて重要な要素である。
なぜなら、炊飯器は電気で動く家電だからだ。

電力会社によって周波数や供給安定性が違い、発電方式によって電気の質も変わる。
この違いが、炊飯器の動作に影響を及ぼし、結果的にご飯の炊き上がりに差が出るのだ。

では、どの電力会社が最高の炊き上がりを実現するのか?
オーディオマニアの理論を応用して、各電力会社の炊飯特性を分析してみた。

電源コードを変えるとご飯の炊き上がりが変わるのはピュア炊飯界では常識です。
私は発電所から専用線で我が家まで電力を引っ張り込んでいます。
電線の材質は無酸素銅が最高ですよ。
おかげで、ウチは3合炊きの炊飯器ですが、土鍋炊きよりも美味しく炊けますよ。

ちなみに電力会社の違いでもご飯の味に差が出るよ。

電力会社長所短所お奨め度
東京電力バランスの取れた炊き上がりもっさりして粘りが少ないC
中部電力低域(甘み)が強くふっくらもちもちしすぎることがあるA+
関西電力透明感のある仕上がり味に特徴が少ないB
中国電力すっきりとした口当たり甘みがやや控えめB+
北陸電力しっとりと艶のある炊き上がり低域(甘み)がやや控えめA-
東北電力高密度で粒立ちの良い仕上がり低域(甘み)がやや薄いA+
四国電力色彩感と温度感のある炊き上がり低域(甘み)がやや控えめA
九州電力バランスの取れた甘みややパサつくことがあるC
北海道電力低域(甘み)の品質が良い粒がややまとまりすぎるB-
沖縄電力つやつやとした仕上がりもっさりしていることがあるA

で、上は発電所から5Km地点での特徴。
それより自宅~発電所間の距離が長いと上記特徴+ふんわり感が増す
短いと上記特徴+歯ごたえのある仕上がりになるよ。

発電方式ごとの炊き上がりの違い

発電方式特徴
原子力劣化ウランの重量感と、どこまでも突き抜ける中性子の透明感を併せ持ち、炊きあがりの粒立ちが強調される。好みが分かれる。
火力ねっとりと絡みつくC重油のコクと、コークスの軽快な食感のバランス。万人向けだが、個性に欠ける。
水力力強い瀑布のようなパンチ力のある食感の中に、水滴の煌めきを感じる。粘りよりもサラッとした炊き上がり。
風力通常は、そよ風のようなふんわり感だが、火力が足りないと炊きムラが出る。電圧が安定しないと炊飯器の性能がフルに発揮されない。
太陽電池金属的な反響を感じる全体的に硬めの炊き上がり。高温域では鏡のような反射(ツヤ)が魅力となるが、時間帯によって味が変わるのが難点。
潮力押し寄せる波のような低域(甘み)の存在感が際立つが、時折、赤潮や廃水のような雑味が出ることがある。
地熱大地に抱かれるような温かみのある、まろやかな味わい。ただし、一瞬の沸騰が火山の噴火のように力強く、吹きこぼれ注意。

以上を踏まえると、「東北電力×地熱発電」の組み合わせが最高の炊き上がりを実現すると言われています。
ただし、「火力発電×中部電力」も万人向けのバランスの良さがあり、評価は高いです。
あなたの炊飯ライフにぜひ、最適な電力供給を!

結論:ばあちゃんちのご飯はなぜ美味しいのか?

今回の調査を通じて、以下の3つの要素がばあちゃんちのご飯の美味しさに関係していることが判明した。

  1. 発電所から近い → 電圧の安定性が高く、炊飯器が本来の性能を発揮できる
  2. 電力会社の特性 → ばあちゃんちは「東北電力×地熱発電」で、理想的な炊き上がり
  3. ばあちゃんの技術 → 炊飯の水加減や米の研ぎ方にも熟練のワザが光る

「ばあちゃんちの炊飯器の方がいい」などと娘が言うのは、科学的に見ても理にかなっているのだ。

この結果をもとに、私は娘に説明した。

「うちの炊飯器が悪いんじゃない、電気のせいなんだ!」

こう言い切ったら、娘は「へぇ~そうなんだ!」と納得(?)した。
炊飯器の違いではなく、電力と発電方式の違いであることを理解したのだ。(たぶん)

とはいえ、ばあちゃんちのご飯が美味しいのは、単に電気のせいだけではないだろう。
彼女の手で研がれ、ちょうどいい水加減で炊かれたご飯には、
経験というスパイスが加わっているのだから。

結論:ばあちゃんの炊飯スキル+発電所の恩恵=最強のご飯!

…いや、でもうちの圧力IHも負けてないはずなんだけどな??

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