昨日のブログで、付箋ノートパッドを使って、脳内で沸き出る思念を書き出してまとめるという話を書きましたが、このメソッドは岡田斗司夫さんの「あなたを天才にするスマートノート」という書籍で知り、実践していました。
しかしながら、いつのまにか挫折してしまい、いつしかノートを使わない日々に戻っていました。
どのような形で挫折したのか振り返ってみたいと思います。
毎日定期的に腰を据えてノートに向かうという時間をなかなか作ることができませんでした。
余裕がある時ならいいのですが忙しい時が続くと、ノートに向かって何か物を考えるという余裕もなく、ただただ目の前にあるタスクを処理することに疲れ果てて、ノートを放置するということが多くなってしまいました。また再開をしようと思っても、何日ものノートを放置した後だと やってないこと自体の罪悪感もあり、ついついノートを視界から遠ざけるようになっていました。
実際ノートを取り続けて感じたのはノートを埋めることの難しさでした。
色々なことを考えるのですか、内容を深掘りできることもあればそうでないこともあり、ページを埋めきることができず、また、前述のノートにじっくりと向かうことができないような日々や、関係の無いいろいろな事がポンポン浮かんでしまうような時は、 ノートの1ページ1ページに大した事が書けないまま、空白のページだけが増えていってしまうような時が続くと、続くと空白のページにもったいない気持ちが 先に立ってしまい、「このくらいのことだったら書かなくてもいいや」と思ってしまい、ちょっとした事だったらノートに向かわないようになっていました。
一般的な B 5サイズのノートだったらノートカバーを入れると結構な荷物にもなりますし、開く時には B 4サイズのスペースが必要になります。
パソコン とiPad、 さらには手帳なども鞄に入れてしまうと、ついついノートは後回しになってしまうことも多くありました。またノートカバーも含めるとそれなりの重量もあり荷物を少しでも軽くしたいと思うような時にはノートを置いて出かけるようなこともありました。
どうせならフルデジタルにしようと iPad と Apple Pencilだけでノートの代わりとして運用することもありましたが、 IPad の場合はスイッチを入れてアプリを立ち上げるということをしなければならず、またメールやメッセンジャーなどに気を取られてしまいついついノートが後回しになってしまうということもありました。
このように様々な理由が重なっていつしか ノートを取らないようになってしまう状態になっていました。
とはいえ、もちろんノートで書くことを全員否定するわけではありません。
1冊にまとまっているというノートの利便性もあると思いますし、、以下のポイントに気をつけながらノートを活用してみようと思っています。
自分なりの使い方を振り返ってみて思ったのが、ある程度小さいノートを使ってノートになれるという工程を踏んだらよかったのではないかと思いました。
大きいサイズのノートの方が思考が捗ってしまうという方もいらっしゃると思うのですが、細かいトピックがどんどん頭に湧いてしまうという、私のようなタイプには小さいノートで小分けにページを使っていくのがいいのではないかと思っています。
ノートで思考をまとめると言っても常に論理的で系統だったことだけを考えているわけではないので、しょうもないことでもとにかく思いついたことをノートに書いてみるといいのかもしれません。
また小さいノートを使うことで様々なトピックごとに新しいページを使ったとしてもそれほど罪悪感を感じないで済むのかもしれません。
今は付箋ノートパッドで思考を吐き出してそれを整理するという工程を踏んでいますが、この他にもまだノートを使って何か良い思考の整理の方法があるのかどうか色々試してみたいと思います。