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同じカメラを二台体制で持っておくメリットデメリット

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写真撮影は、単なる記録から芸術作品の創出に至るまで、さまざまな目的で行われます。そのため、機材選びは写真家や写真愛好家にとって非常に重要なプロセスの一つとなります。私自身、パナソニックのマイクロフォーサーズカメラ、GX 7 Mark IIを2台持ち運用してきました。一見すると、同じカメラを2台持つことで多くの運用面でのメリットがあるように思えます。しかし、実際には想像していたほどのメリットを感じることは少なく、いくつかのデメリットも経験しました。今回は、その経験に基づいて、同じカメラを2台持つことの実際のメリットとデメリットを考察したいと思います。

期待したメリット

まずは期待していたメリットから振り返ります。

  1. スペアバッテリーなどの共用が可能
    一つの大きなメリットとして、スペアバッテリーをはじめとするオプション類の共用が挙げられます。これにより、バッテリーの管理が楽になるだけでなく、荷物も軽減され、コスト削減にもつながりました。
  2. 操作系統の統一による混乱の防止
    同じカメラを使用することで、操作系統が統一され、現場でのメニュー操作の手間が省けると考えました。これは、撮影時にメニューを探す手間が省けるという点では一定のメリットがあったと言えるでしょう。
  3. 自動的な機材のバックアップ
    万が一の事態に備えてのバックアップとしての役割も期待していました。これに関しては、予想通りのメリットを享受することができました。

実際に感じたデメリット

次に、実際に使用してみて感じたデメリットです。

  1. 欠点を補えない
    同じカメラなので、一台のカメラが持つ欠点はもう一台も同じく持っています。その結果、撮影の幅が広がらず、ストレスを感じる場面もありました。
  2. 操作系統のメリットが限定的
    予想していたほど操作系統の統一が現場での混乱を防ぐメリットは感じませんでした。カメラごとにプリセットを設定しており、それを変更することは少なかったため、結局のところ操作系統が同じであっても大きな違いはありませんでした。
  3. バッテリー共用以外の大きなメリットが見当たらない
    実際に運用してみると、レンズ交換の頻度を減らすことやバッテリー共用のメリット以外に、思ったほど大きな利点は感じられませんでした。

結論

同じカメラを2台持つことは、一見効率的であるように思えますが、実際には限定的なメリットと予想外のデメリットがありました。これは、写真撮影のスタイルや撮影条件によっても異なるため、一概には言えませんが、私の場合は次回のカメラ購入時には片方をリプレースすることを検討しています。カメラ選びはその人の撮影スタイルによって大きく異なるため、自分にとって最適な運用方法を見つけることが大切だと改めて感じました。

写真撮影の世界は、機材一つ取っても無限の可能性があります。そのため、機材選び一つで新たな発見があることも写真の魅力の一つです。同じカメラを2台持つという選択が必ずしも全ての人にとって最適なわけではありませんが、自分自身の撮影スタイルに合わせて、様々な運用方法を試してみるのも一つの楽しみ方かもしれません。

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