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Mac Studio様(M2 MAX・64GB)購入から2年。思考が中断されない——これが本当の投資効果だと思っている

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2年が経ちました——Mac Studio様、健在です

Mac Studio様(M2 MAX・64GBメモリ)を購入してから2年が経った。1ヶ月レビュー半年レビューと書いてきたが、今回はいよいよ2年目の報告だ。結論から言うと、まったく不満がない。「2年経って不満がない」というのは、高額な道具に対する最上の評価だと思っている。

購入当時、自分史上最も高額なコンピューターとして「Mac Studio様」と呼び始めた。その呼称は今も変わっていない。敬意が薄れていないということだ。むしろ2年間ともに仕事をしてきて、その信頼はむしろ増している気がする。

プロセッサは活かしきれていない——それでいい

正直に言うと、M2 MAXのプロセッサ性能は今も持て余している。12コアCPU・30コアGPUというスペックが本領を発揮する場面——たとえば本格的な4K動画のレンダリングや、大規模な機械学習の処理——は、日常ではほとんど訪れない。

でも、これは「失敗」ではないと思っている。半年レビューのときにも書いたことだが、「性能の天井を感じない」という状態は、精神的な安定をもたらす。何か重い作業をしようとするとき、「このマシンで大丈夫か」と考えなくていい。天井は見えていないほうが、気持ちよく仕事ができる。プロセッサは持て余しているが、そのことに後悔はない。

64GBメモリ——2年後もこの選択が正解だったと思っている

一方で、64GBのメモリは毎日実感として効いている。Chromeのタブを幾重にも開いて、Adobe系のアプリを複数立ち上げて、Claude Codeも動かして、それでも何の引っかかりもなく動く。メモリ不足でスワップが発生してもたつく、というあの感覚が、2年間一度もない。

以前使っていたM1 MacBook Air(16GB)では、Chromeのタブを増やすと少しずつ重くなっていくのがわかった。タブを整理する、アプリを落とす、という作業が定期的に発生していた。今はそれが一切ない。「何も気にしなくていい」という状態が、これほど快適だとは、使い始めるまで正直わかっていなかった。

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ファンが1000rpmから動かない

これが2年間で一番驚いていることかもしれない。メニューバーにファンの回転数をモニターするアプリを入れているのだが、2年間ほぼずっと1000rpm前後のまま動いていない。少なくとも、そこから上がったのを見た記憶がない。

以前のiMac(Intel Core i9)では、重い作業をするとファンが轟音で回り始めた。あの音が始まると「あ、マシンが頑張っている」というのがわかった。作業に集中しているのに、機械の頑張りが耳に入ってくる。それが今は完全にない。「シーン」としたまま2年が過ぎた。静かさというのは慣れるものではなく、2年経っても「ありがたい」と感じる。

思考が中断されない——これが本当の投資効果だと思っている

道具の性能を測る指標はいろいろあるが、自分が一番大切にしているのは「思考が中断されるかどうか」だ。ベンチマークのスコアでも、スペックの数字でもなく、作業をしているときに「マシンのせいで手が止まる」瞬間があるかどうか。

Mac Studioを使い始めてから、その瞬間がほぼなくなった。アプリの起動を待つ、レインボーカーソルが出るのを待つ、タブが重くなるのを整理する——そういう「マシンへの対処」の時間が消えた。その結果として、考えていたことが途切れなくなった。これが高額な投資に対して、一番実感として返ってきた効果だと思っている。

Claude Codeと64GBの相性

最近の使い方として、Claude Codeをメインのコーディング・執筆支援として使うことが増えた。ローカルLLMをがっつり動かすようなことはまだしていないので、プロセッサの限界を感じる機会はほぼない。でも、Claude Codeを動かしながらChrome、Adobe、Parallelsを同時に開いている状態でも、動作がまったく乱れない。それは64GBのメモリが支えている部分が大きいと思う。

将来的にローカルLLMをガンガン使うようになれば、そのときはM2 MAXのプロセッサ性能が活きてくるかもしれない。あるいは不足を感じるかもしれない。でも今の段階では、まったく困っていない。

M3 Ultra問題と、64GBに盛った正当性

もう一つ、最近になって「あの選択をしておいてよかった」と感じることがある。メモリ価格の高騰により、M3 Ultraモデルの市場流通分は上限96GBのものがほとんどになってしまったという話だ。つまり、今から高メモリ構成のMac Studioを手に入れようとしても、選択肢が狭まっている。

購入時に64GBを選んだのは、「これだけあれば当面は困らないだろう」という判断だった。その判断は今も変わっていないし、市場の状況を見るにつけ「あのとき盛っておいてよかった」という気持ちが強くなっている。メモリは後から増やせない。購入時に奮発しておくことの意味を、2年経ってあらためて感じている。

2年後のリアルな評価——「買って正解だった」以上の言葉が見つからない

2年間使って、後悔した点が思い浮かばない。強いて言えば、ストレージが512GBなので外付けSSDを使うことが多いくらいだ。でもそれはMac Studio本体の問題ではなく、購入時の選択の話であって、机の上にポータブルSSDを置いておけば解決している。

「Mac Studio様」という呼び方を2年間続けてきた。高額な投資に対して、使うたびに「買って良かった」と思えるものがある——それはそう多くないことだと思う。このマシンはそのうちの一つだ。今後もお世話になりますという気持ちでいる。

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