前回頭が悪いということについて考えてみましたが、具体的にどのように頭が悪くなるなり、そしてそれはどのように対策をすればいいのかということを考えてみました。
頭が悪いとはどういうことか?ということについて以下のように定義しました。
・認知能力が低い
・知識が乏しい
・判断が適切ではない。また判断が遅い。
・理解力が悪い
では、それはなぜこのように、認知能力が低くなったり、理解力が悪くなってしまうのかと考えたのですが、脳のメモリーが不足していることが大きな原因ではないかと思いました。
そう思っていろいろと調べてみると、脳の短期的な記憶を司る部分はワーキングメモリと言われているそうで、これらの能力不足が認知を妨げたり、また記憶への定着を妨げたり、それらにも基づく適切な判断ができないということに、つながっていくのだと思います。
記憶力を使うトレーニングをする:書き取り、暗記、クロスワードパズル、数独など、記憶力を使うトレーニングを取り入れると良いでしょう。
集中力を高める:ワーキングメモリは、集中力が高い状態でないと十分に機能しません。集中力を高めるためには、定期的な休憩、適切な睡眠、ストレス解消などが必要です。
記憶の手がかりを使う:新しい情報を覚えるときに、既存の知識やイメージを結びつけることで、記憶の定着が促進されます。たとえば、新しい人の名前を覚えるときに、その人と共通する特徴やイメージを想像すると覚えやすくなるでしょう。
脳を刺激する:新しい体験や習慣を取り入れることで、脳の活性化を促進することができます。たとえば、新しいスポーツを始めたり、新しい場所を訪れることで、脳が新しい情報を処理するための機会を増やすことができます。
これらの方法を継続的に行うことで、ワーキングメモリの能力を強化することができます。
集中力を高める: ワーキングメモリは注意力と密接に関連しています。集中力を高めるために、集中する時間を徐々に延ばしていきましょう。
一度に少ない情報に注目する: ワーキングメモリには限界があります。一度に多くの情報を処理するよりも、少ない情報に集中することが重要です。
情報を反復する: ワーキングメモリは、情報を繰り返し反復することで記憶に定着させることができます。何度も情報を繰り返して覚えるようにしましょう。
簡潔にまとめる: ワーキングメモリは、複雑な情報を処理する能力に乏しいため、情報を簡潔にまとめることが大切です。
訓練する: ワーキングメモリは訓練によって強化することができます。記憶ゲームや論理パズルなどを行うことで、ワーキングメモリを鍛えましょう。
中高年になってからでも、ワーキングメモリを鍛えることができます。以下は、ワーキングメモリを鍛えるためのいくつかの方法です。
読書:新しいことを学ぶことは、ワーキングメモリを刺激するのに役立ちます。読書は、新しいアイデアや情報を吸収するためにワーキングメモリを使うので、積極的に読書を取り入れるようにしましょう。
パズルやゲーム:ワーキングメモリを刺激するためには、挑戦的なパズルやゲームを行うことが重要です。例えば、クロスワードパズルや数独などが挙げられます。
記憶トレーニング:短期記憶を刺激するためには、数字や言葉のリストを覚えることが有効です。少しずつ難易度を上げていくことで、ワーキングメモリを強化することができます。
メモを取る:メモを取ることは、情報を整理するのに役立ち、ワーキングメモリの負担を軽減することができます。例えば、予定や買い物リストなどを書き留めることが重要です。
ストレスを減らす:ストレスはワーキングメモリに悪影響を与える可能性があるため、ストレスを減らすように心がけましょう。例えば、リラックスする時間を作ることや、ストレスを軽減するための瞑想などを行うことが有効です。
睡眠を改善する:睡眠は、ワーキングメモリを強化するために重要です。十分な睡眠をとることで、ワーキングメモリを回復させることができます。
身体活動を行う:運動や散歩などの身体活動は、ワーキングメモリを刺激するために役立ちます。身体活動を通じて、脳の機能を改善することができます。
ワーキングメモリは心理学の分野における科学的な用語であり、実証的な研究によってその存在が確認されています。ワーキングメモリについては脳の神経回路や機能的影響に関する研究も進んでいます。そのため、ワーキングメモリは疑似科学ではありません。