いろいろな思念がぐるぐると頭の中を回って苦しい時ってありませんか。
ギリギリいっぱいに積もったタスク、新たに発生した問題、他人からの問い合わせ、スケジュールを管理することそのもの、自分のやりたいこと、自分が他人にしてあげたいこと、
あれもこれもやってみたい。あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ、と言う思念が頭の中を絶えずぐるぐると回ってしまい、考えることばかりにとらわれてしまい、考えが頭の中で空回りしているような状態になってしまい、結局何もできずに時間だけがただ過ぎ去ってしまうような経験がよくあります。
そのような時の対処法として付箋ノートパッドやスマホを使って頭の中を整理する方法を書いてみたいと思います。
思念が頭を渦巻いている時は本当に苦しくて、そのような時に他人とトラブルが発生しやすく、さらに消えてなくなってしまいたいような時があります。
岡田斗司夫さんの「あなたを天才にするスマートノート」という本で鋼鉄王カーネギーが自殺をしようとした時に、悩みを書き出してみたら70ほどしかなくて、これなら解決できると考えて自殺を思いとどまったというエピソードが書かれていたのですが、僕はこの本話を聞いた時にとても衝撃を受けました。
岡田斗司夫さんはそのような状態を「脳の中で思考がジャグリングしている」という
表現をされていましたが、まさしくそんな感じです。
本来であれば、自分にとってやるべきことに思考が注力されなければいけないのに、色々な思念・思考がゴチャゴチャになって、脳のリソースを圧迫してしまう状態になってしまっています。
岡田斗司夫さんの本にも書かれていたのですが、そのような時には悩みをノートに書き出してみて、それを客観的に見るというメソッドが有効だと言えるでしょう。
こうすることで自分の脳の中でジャグリングをする悩みの内容や数がだんだんと分かってきます。
しかしながらいざ実際に悩みを書き出そうとしてみると上手に悩みを書き切ることができません。
なぜなら、本当に思考がぐちゃぐちゃの時は、何が悩みなのかということが全くわからないほど、ただただ思考・思念がグチャグチャと湧き出してきて書き切ることができないのです。
そこで痛感したのは悩みを書き出すにも、テクニックが必要だということです。
何度かの挫折をもとに、私がたどり着いたのは以下のような方法です。
色々と試して僕がたどり着いたのはA6の付箋ノートパッドで様々な湧き出る思念をを書いてみることでした。
A6サイズが色々な物事を書き出すにはちょうど良いサイズで、しかも付箋なので新しいテーマについて思いついたら即座に別の紙に書き出すことができます。
また、並べて見比べたり、 さらに用紙を足して考え続けたり、かなり融通が効く運用が可能になりました。
書き出した付箋ノートパッドはA4コピー用紙を貼り付けたクリアファイルに保管しておき、後日見返すようにすることで、 自分の考えや 頭に浮かぶなさまざまな思念を客観的に見返すようにしました。
付箋ノートパッドがある程度溜まると、今度はそれを整理する必要が出てきました。大きいホワイトボードに貼り付けてることも考えたのですが、物理的な制限や、後々の検索の事などから、デジタル化して管理することにしました。
スマートフォンで付箋を撮影して、Google Keep にアップロードして後日の見返しなどができるようにしました。
上記の方法はまた後日改めて紹介してみたいと思います。