去年の夏、このブログでモンベルのクールパーカーのことを書きました。「第2の皮膚みたいだ」という表現を使ったのですが、1年経った今もその感覚は変わっていません。むしろ確信が深まっています。
今年は2枚体制にしました。これが正解でした。
仕組みはシンプルです。1枚を着て、帰宅したら洗う。翌日はもう1枚を着る。その間に前日のものが乾く。この繰り返しです。
クールパーカーは乾きが早いので、普通に干せば一晩で乾きます。ただ、「乾いているか微妙」という状態で着るのは気持ちがよくありません。2枚あれば余裕が生まれます。乾きを待たなくていい。洗濯のタイミングを天気に左右されにくくなる。その安心感が思いのほか大きかったです。
1枚で使っていた去年は、連続して着ることへの若干の引っかかりがありました。機能的には問題なくても、気持ちの面での清潔感というのは、実際に影響するものです。2枚になってからその引っかかりが消えました。
これ、最初に聞くと少し怪しく聞こえます。着ているのに涼しい、というのは直感に反しています。でも実際に使ってみると理解できます。
素材が汗を素早く外に逃がしてくれるため、肌とウェアの間に水分が残りません。そして生地が薄いので通気性もある。結果として、素肌で汗をかいてそのまま過ごすより、ウェアを着ていた方が体表面が常にドライに保たれるのです。
これは梅雨時に特に効きます。湿度が高くて汗が蒸発しにくい環境でも、生地が積極的に汗を引き取ってくれる。「どうせ暑いなら薄着の方が…」と思いがちですが、私の場合はクールパーカーを羽織っている方が明らかに快適でした。
紫外線カットの効果もあります。外にいる時間が長い日には、これが地味に効いてきます。肌が守られているという安心感もあって、精神的にも楽になるものです。
去年も同じ表現を使ったのですが、本当にそういう感じなのです。着ていることを意識しなくなる。重さもない、熱さもない、違和感もない。ただそこにある。
道具というのは本来そういうものだと思っています。使っている間に消えてしまうもの。使っていることを忘れるほどに馴染んでいるもの。そういう道具に出会えたときの満足感は、なかなか言語化しにくいものがあります。
服を買うとき、どうしても「これを着た自分はどう見えるか」という視点で選びがちです。でも実際に毎日使っていて価値を感じるのは、着ていることを忘れさせてくれる服だったりします。機能が先にあって、見た目はそれについてくる。クールパーカーはまさにそういう存在です。
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毎日のローテーションは2枚で完結しています。ただ、もう一つ別の問題が出てきました。
外での作業が多い日、昼前にはすでにかなり汗をかいています。午後もまだ動く予定があるとき、汗を吸い込んだ状態のまま着続けるのがどうにも気になってきました。洗いたい、というより、乾いたものに着替えたい。その感覚です。
2枚体制では、1枚は今着ていて、もう1枚は家で待機しています。日中に着替えるためのストックがない。3枚目があれば、朝1枚、昼に1枚、翌日は残りの1枚、という使い方ができます。
ただ、これが本当に必要かどうかは正直まだわかりません。「あったら便利」と「なくて困っている」は違います。今のところ着替えずに過ごせてはいる。3枚目は快適さの上乗せであって、切実な必要ではないかもしれない。
とはいえ、今年の夏が本番を迎えてみないとわかりません。去年より確実に使用頻度が上がっています。梅雨明け後に本当に困るようなら、そのとき買えばいい。今のところそう考えています。
モンベルのクールパーカーを使い始めて1年が過ぎました。去年書いたときと、伝えたいことはほとんど変わっていません。それがむしろ、良い道具の証明だと思っています。
夏の間、着ていることを意識しない。汗をかいても不快にならない。洗えばすぐ乾く。毎日のローテーションが自然と習慣になる。これ以上に求めるものが、今の自分にはあまり思い浮かびません。
3枚目についての答えが出たら、またここで書こうと思います。
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