饒舌なる静かな多様性論者のブログ

ラジコンが欲しい。でも本当に欲しいのは「それを楽しむ時間と場所」だった

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ラジコンが欲しくなった

ふとラジコンが欲しくなった。きっかけはよく覚えていないのだが、YouTubeでタミヤのRCカーが走っている動画を見ているうちに、「あ、これいいな」と思い始めていた。子どもの頃に近所の友達が持っていたのを思い出したのかもしれない。グラスホッパーとかホーネットとか、懐かしい名前が今でも現役で売られていると知って、少し驚いた。

最初は「どれを買おうか」という気分で、Amazonをぼんやり眺めていた。完成品のXBシリーズから、自分で組み立てる通常キットまで、種類が思ったより多い。スペックを読み比べているうちに、なんだか気持ちが違うところに向いていることに気づいた。

本当に欲しいのは「ラジコンを楽しむ時間と場所」だった

少し立ち止まって考えてみた。自分がラジコンに惹かれているのは、車体そのものへの欲求だけではないな、と思い始めた。もっと正直に言うと、ラジコンを組み立てるための作業台と工具が揃った工房のような場所が欲しいのだと思う。ニッパーとドライバーを手に取りながら、説明書を見ながら部品を組み立てていく時間。それ自体に惹かれている気がする。

そしてもう一つ。ラジコンのコースに行って、のんびり過ごす時間が欲しいのだと気がついた。サーキットを持つホビーショップで、コーヒーでも飲みながら自分のマシンを走らせている——そういうイメージが頭の中に浮かんでいた。ラジコンカー自体よりも、そこで過ごす「静かな集中の時間」のほうに、本当の憧れがある気がする。

気になっているタミヤのラジコン

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「ものが欲しい」の裏にある欲求を掘り下げると

こういう経験は、過去にも何度かあった気がする。カメラが欲しいと思ったとき、本当はのんびり散歩しながら写真を撮る時間が欲しかった。ギターが欲しいと思ったとき、本当は静かに音楽に集中できる夜の時間が欲しかった。道具への欲求は、ライフスタイルへの欲求が形を変えたものであることが多いのかもしれないと思っている。

「ラジコンを買えば、コースに行く動機ができる」という考え方もある。道具から入って、習慣をつくるというアプローチは、うまくいくこともある。でも同時に、「道具を買っても場所と時間がなければ走らせられない」という現実もある。どちらが先かは、たぶん状況によるのだと思っている。

組み立てという行為そのものへの興味

タミヤのキットで気になるのは、「組み立て」という工程がある点だ。完成品のXBシリーズなら箱を開ければすぐ走らせられるが、通常キットは自分でパーツを組み立てる必要がある。手間といえば手間だが、その手間こそが「工房で過ごす時間」に近いのだと思っている。

部品を一つひとつ取り付けながら、マシンが形になっていくプロセス。完成したときの達成感は、完成品を買うのとは少し違うかもしれない。グラスホッパーの組み立てキットが今でも売られているのは、そういう体験に価値を感じている人がいるからだと思っている。

コースに行くという体験への興味

ラジコンのサーキットがある施設が、国内にはいくつかあるらしい。屋内コースを持つホビーショップが各地にあって、初心者向けの貸し出しサービスをやっているところもある。まずコースに一度行ってみて、雰囲気を知るというのも一つの手だと思っている。

コースに集まっている人たちは、おそらく同じような趣味を持つ大人たちだ。自分のマシンを走らせながら、談笑しながら、ゆったり過ごしている。そういう場所の空気感を体験してみてから、買うかどうかを決めるのが現実的かもしれないと思っている。

まだ買っていないけれど、欲しい気持ちは本物だと思う

結局、まだラジコンは買っていない。でも、欲しいという気持ちは本物だと思っている。単純な衝動買いではなく、何かもっと根のある欲求から来ているような気がする。それが「工房」への憧れなのか、「静かに集中する時間」への渇望なのか、もう少し自分の中で整理してから動こうと思っている。

道具を買う前に、まずその道具を使う時間と場所を確保できるかどうかを考える——というのは、最近意識するようにしていることだ。ラジコンに限らず、何かを始めるときの習慣にしていけたらいいなと思っている。

「完成品」か「キット」か——入り口の選び方

タミヤのラジコンには大きく二つの入り口がある。塗装・組み立て済みのXBシリーズと、自分で組み立てる通常キットだ。XBシリーズはバッテリーとプロポがセットになっていて、箱を開ければすぐ走らせられる。一方、キットは部品から組み立てる必要がある分、完成したときの達成感が大きい。

どちらが正解ということはないと思っている。「まず走らせてみたい」なら完成品、「作る工程も楽しみたい」ならキットが向いている気がする。自分の場合は、おそらくキットから始めたほうが長続きするかもしれない——作る楽しさのほうに惹かれているからだ。

タミヤが長く愛されている理由

グラスホッパーが1984年に発売されて、今でも現役で売られているというのは、なかなかすごいことだと思う。40年以上にわたって支持されているということは、それだけ本物の魅力があるということだろう。パーツが今でも手に入るというのも、長く続けるホビーとしての安心感につながっている気がする。

タミヤのコミュニティはネット上にも豊富で、組み立て方の解説動画や、改造・カスタムの記録を発信している人がたくさんいる。初心者でも情報を集めやすい環境が整っているのは、始めるうえでのハードルを下げてくれると思っている。

大人のホビーに。タミヤ ラジコン入門の選択肢

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