こんにちは、皆さん。久しぶりのブログ更新です。更新が滞ってしまい申し訳ありません。今日は、私が最近体験したちょっとした変化についてお話ししようと思います。テーマは、コーヒーミルです。久しぶりの更新のネタとしてはどうかと思いますが、興味深い発見があったのでシェアさせてください。
ここ2年ほど、私は電動のコーヒーミルを使っていました。忙しい朝でも手早く美味しいコーヒーを楽しむためには、とても便利な道具でした。しかし、使うたびに気になるのがその「音」でした。静かな朝の時間に響く電動ミルの騒音は、大きなストレスの種になっていました。
そんなある日、悲劇が起こりました。うっかり手が滑って、愛用の電動コーヒーミルをベランダから落としてしまったのです。(うるさいからベランダで挽いていたのです。)見事に壊れてしまい、新しいミルを買わなければならなくなりました。新しいミルを選ぶにあたって、電動にするか手動にするかで悩みましたが、最終的に手動のコーヒーミルを購入することにしました。
手動のコーヒーミルを使い始めた初日は、正直「面倒だな」と思いました。電動の便利さに慣れていたため、手で豆を挽くという作業が手間に感じられたのです。しかし、数回使ってみるとその感覚が変わりました。コーヒー豆を手で挽くという行為が、次第に心地よく感じられるようになったのです。
手動ミルでコーヒー豆を挽く感覚は、手に心地よい振動とともに、まるで一種のセラピーのようでした。手に伝わるゴリゴリとした感触、香り立つ豆の香り、そして徐々に挽かれていく豆の音。これらが一体となって、コーヒーを淹れるという行為そのものが特別な時間に変わっていきました。
朝の時間に少しだけ手間をかけることで、一日のスタートがより豊かなものになるように感じています。コーヒーを淹れるために必要な時間が増えたことによって、逆にその時間が贅沢なものに感じられるのです。世の中は便利さが求められる時代ですが、たまにはその便利さを少し手放してみるのも良いものです。
手動のコーヒーミルを使い始めたことで、コーヒーそのものの味わいも深まったように感じます。豆を挽く時の力加減やスピードを調整することで、自分好みの挽き加減を見つける楽しみもあります。これによって、毎日のコーヒータイムがより一層楽しみになりました。
皆さんも、もしコーヒーを楽しむ時間をもっと豊かにしたいと思ったら、手動のコーヒーミルを試してみてはいかがでしょうか。便利さだけでは得られない、手間の中にある贅沢な時間を感じられるはずです。
以上、久しぶりのブログ更新でした。これからも、日々の小さな発見や気づきをシェアしていこうと思いますので、よろしくお願いします。それでは、素敵なコーヒータイムをお過ごしください。