新たな縁、ミミからみたらしへ

私たちの人生には、時折、不思議な縁や出来事が訪れる。2年前、私は愛猫ミミを見送った。ミミとは17年もの長い間、数え切れないほどの思い出を共有してきた。ミミはただのペットではなく、家族の一員であり、私にとってかけがえのない存在でした。

そんな折、ある日、私はミミを強く思い出させる三毛猫と出会った。この猫は体の一部にミミにそっくりな柄を持っていました。

その瞬間、私は何か特別な縁を感じました。

まるでミミがこの猫を通じて私に何かを伝えたくて、私の元に送り込んできたような気がしたのです。

この三毛猫は保護猫であり、名前は妻がみたらしと名付けた。

みたらしを家族として迎え入れる決断は、私にとって自然な流れのように感じられた。

しかし、みたらしはミミとは全く性格が異なっていた。

ミミがおっとりしているのに対し、みたらしは好奇心旺盛で、いたずら好きの小さな冒険家だった。

みたらしは家の中で小さな災害を引き起こすことにかけては、一流です。

ハードディスクを落として壊し、カーテンをよじ登ってビリビリにし、家具を噛んで傷つける。

そんなみたらしの行動には頭を抱えることも多いが、それでも彼女の存在が私たちの家に新たな活力と喜びをもたらしてくれることは間違ありません。

このような因縁は、一見すると理解し難いものかもしれない。

しかし、私はこれを運命的な出会いと捉えている。ミミが私たちのもとを去った後も、私たちの生活に愛と喜びをもたらすために、新たな形で戻ってきてくれたのだと。

みたらしはミミとは全く異なる個性を持っているが、それでも彼女はミミからの贈り物のように感じられ時があります。

私たちの生活には、理解しがたい縁や出来事が時に訪れます。

それらを受け入れ、新たな章を歓迎することで、私たちはさらに豊かな人生を歩むことができるのだと私は信じている。ミミからみたらしへのバトンは、愛と冒険の物語を私たちに伝えてくれる。そして、それは私たちの家族の物語の中で、永遠に輝く一ページとなるでしょう。