SNSを眺めていると、時にうんざりすることがあります。無数の情報、終わりなき議論、そして攻撃的なコメントの洪水。なぜ、人はあれほどまでに攻撃的になれるのでしょうか。そんな疑問が、私の心を重くします。
そして、プラスの方向であれ、マイナスな方向であれ、そのような他人のやり取りを見ていると心が疲れてしまうので、最近は意識的にSNSをみないようにしています
SNSの世界は、繋がりや情報共有の場として素晴らしい機能を持っています。しかし、その陰で、人々が攻撃的になり、時には互いを傷つけ合う場にもなっています。その背後には、匿名性が生み出す解放感や、スクリーンを通じての非対面性が、人々の抑制を解く要因になっているようです。
このような環境に身を置きながらも、心の平穏を保つためには、意識的に距離を取ることが必要です。SNSから離れ、リアルな世界での人間関係や自然との繋がりを大切にする時間を持つことで、心のバランスを取り戻すことができます。
SNSなどで見られる過剰な攻撃性の背景にある心理を考える時、マタイによる福音書の「ちりと梁の寓話」やヨハネによる福音書の「罪のない者だけが石を投げよ」という言葉が私の頭をよぎります。
自分自身を省みることなく他人を批判する行為は、果たして建設的なのでしょうか。
私たち一人一人が、自己反省の精神を持ち合わせているかが、より良いコミュニケーションへの鍵となります。
SNSに疲れを感じたら、それは心が距離を取るサインかもしれません。リアルな世界での繋がりを見直し、心を落ち着ける時間を持つことで、SNSがもたらすストレスから自らを守りましょう。そして、私たちが投げる言葉一つ一つに責任を持ち、より良いオンラインコミュニティの構築に努めることが大切です。