部屋を片付けられない人のブログ

夜更けの仕事について

このサイトはプロモーションを含んでいます。

[相談内容]

夜中の3時頃にふと目が覚め、机に向かうと、2時間ほど非常に仕事が捗ります。集中して仕事をした後に寝るこのルーティンが、健康的な規則正しい生活とは言えないかもしれませんが、自分の内側から何かを絞り出しているような感覚が心地よいのです。

[和尚の回答]

深夜の静寂の中で仕事をされるのじゃな。夜の静けさが、ご自身の心と向き合い、集中力を高めるための良い環境を提供しておるのかもしれぬな。仏教では「中道」という教えがありましてのじゃ。これは、極端を避け、調和とバランスを保つ道を指す。苦行と享楽の間の平衡を意味するのじゃ。お話を伺うに、夜中の作業がご自身にとって非常に生産的であると同時に、心地よさを感じられているようでござる。このような生活リズムが、ご自身の「中道」であるならば、それはそれで良いことじゃろう。

ただ、健康も大切にされんことをお忘れなく。睡眠は人の心と体にとって極めて重要でござるからのう。できれば、日中の明るい時間に活動し、夜はしっかり休むという生活リズムに近づける努力もされよ。しかし、現状がご自身にとって最適であり、健康にも留意されているのであれば、その生活を楽しまれてもよい。仏教の教えにあるように、「正しい見識」を持って、自身の生活や仕事の進め方を見極め、無理なく続けられる方法を模索されるのが賢明じゃろう。

夜中の時間に集中して仕事をすること自体は悪いことではない。大切なのは、その生活が長期的にご自身の健康や幸福に貢献しているかどうかを見極め、調整していくことじゃ。バランスを保ちながら、自分にとって心地よい生活リズムを見つけることが、「中道」の実践につながるのじゃな。

この記事を書いた人
SNSでフォローする