[相談内容]
先日、著名なクリエイター二人が相次いでこの世を去りました。私自身の生き方や人生の終わりについて深く考えさせられるものです。
この気持ちをどう整理し、これからの人生にどう生かしていけばよいでしょうか。
先日、著名なクリエイター二人が相次いでこの世を去りました。
彼らの作品には、私の青春が色濃く反映されておりましたが、近年特に熱心なファンというわけではなく、その訃報に接した時、当初はブログに特別な言及をする必要はないと感じました。
しかし、時間が経つにつれ、悲しみとは異なる、確かな喪失感を覚えるようになりました。
この喪失感は、ただの悲しみを超え、私自身の生き方や人生の終わりについて深く考えさせられるものです。
この気持ちをどう整理し、これからの人生にどう生かしていけばよいでしょうか。
[和尚の回答]
この世のすべてのものは常に変化し、続かないことを説いておる。貴方が感じるその喪失感も、人生における大事な気づきと捉えることができるのじゃ。
お悩みじゃな、大切な人々を失った喪失感と、それによって突きつけられた人生の無常についてじゃな。仏教では「無常」という教えがあり、この世のすべてのものは常に変化し、続かないことを説いておる。貴方が感じるその喪失感も、人生における大事な気づきと捉えることができるのじゃ。
悲しみや喪失感を感じることは、それだけその人々や物事が、貴方の人生において大きな意味を持っていた証しである。しかし、仏教の教えでは、この無常の理を受け入れ、心の平穏を保つことが大切じゃ。無常を受け入れることで、今この瞬間を大切に生きることの意味が深まるのじゃよ。
そして、人生がいつ終わるかわからないという思いは、人として当然のこと。この思いを胸に、一日一日を大切に、今を生きることが如何に貴重であるかを改めて感じ取ってほしいのじゃ。ブログを通じて、貴方の感じた喪失感や人生に対する思いを表現することは、自分自身と向き合う大切な一歩となり、また読む人にも深い響きを与えるだろう。
「花は桜木、人は武士」という言葉があるように、美しく生き、美しく散ることの美学を大切にするのじゃ。貴方がこれからの人生を生きる上で、この教えが何かの助けになれば幸いじゃ。